韓国で5Gのミリ波帯の携帯電話基地局の設置が進まず、国の当局は2022年11月18日、目標を達成できていない2社への電波割当を取り消しました。
ミリ波は通信速度の速さが喧伝されていますが、直進性が強く、障害物に弱く、到達距離が短いので、扱いにくい電波です。
取り消した周波数帯について、国は新規参入を認める方針ですが、ウェブレポート「【韓国】LG U+とKT、28GHz帯割当取り消し処分決定」は「既存モバイルキャリアでさえ扱いが難しかった28GHz帯での本格参入を希望する事業者が果たして出てくるのか、現時点では不透明な状況」としています。
ミリ波には、本当に需要はあるのでしょうか。